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スペシャルドラマ
キルトの家 前 編
名優、山 努さんが今年は精力的に出演。
やっぱり、貫禄がありますが、
こちらのスペシャルドラマにも出演されるので、
ぜひ取り上げたいと思いました。
まず、すみません。このドラマの印象は、
20年くらい前のドラマの再放送を見ているような気分。
加古 隆のこの音楽からして、そんな雰囲気である。
悪く言えば、古臭い・・・・・ということになる。
かつてのNHKドラマの空気は、確かにこんな感じであった。
だが、今や映像作家のセンスがかなり磨かれてきて、
なかなか映画的なドラマを制作するようになってきたので、
そうなってきて、こうやって見ると、
ダルく感じてしまう部分はある。
あと、山田太一原作ということで、
83年ドラマ『早春スケッチブック』を思い出してしまう。
僕はもちろん、当時は3歳だったので、再放送で拝見した。
山 努さんが隣人のカメラマンで登場し、全てをもぎ取ってくれたのを覚えている。
今回もその山 努が謎の老人のようにして登場し、
若い男女が偶然の出会いから触れることはなかったであろう、
シニア世代の人間たちと交流を持つところから物語は始まる。
青年が、浮かない表情をして電車を降り、改札口を出たところで、
いきなり老人(品川 徹)に突き飛ばされ、「バカヤロー!!」と叫ばれる。
彼が来るのを待っていた彼女。一体どうしたって言うのよ、そんな感じで始まる。
とても夫婦には見えなかったこのファーストシーンであるが、設定は夫婦。
さて、87年大河ドラマ『独眼竜政宗』で共演して以来の旧知の仲であり、
映画『沈まぬ太陽』でも仲の良さを見せてくれていた渡辺 謙と三浦友和。
彼らのそれぞれの娘と息子が今回若い夫婦役で共演するのである。
もちろん、幼馴染みたいなもんで、こそばゆいものもあったであろうか。
山登りするような大荷物をぶら提げて、どこに行くのかと思えば、
職探しの話をしつつ、取り壊し目前の団地に一年限定で住むことになる真夏。
妻のレモン( 杏 )は比較的前向き。
だが、いろいろあってここに来たことだろうし、空(三浦貴大)は、
ずっと辛そうな顔をしていて、泣きそうになる。まるで弟みたいだ。













































































































































































